« 京都写真家協会展 | トップページ | 大夕張のセキ1、セキ1000 »

2016.10.24

けむりプロの本 鉄道賛歌など

Dscn2176_800s軽便祭で発売された、南軽出版の書籍2点を入手しました。
鉄道賛歌Ⅱと言っても良い内容です。「北のOLD American」2,800円(税別)は、北海道のアメロコの魅力と、運炭鉄道の魅力を存分に味わえる、鉄道賛歌Ⅱとも云える内容です。もう一つ「軽便賛歌Ⅵ」1,000円(税別)は、昨年のプレイベント講義録で、倉地光男さん「南国の砂糖きび列車を追って」、湯口徹さん「簡易軌道見聞録」、今井啓輔さん「殖民軌道から簡易軌道まで」、畑中博さん作成のレイアウト「阿寒辺牛線「など、今回はオールカラーです。

      2800円で、時空を超えて北辺のヤマの旅が出来る本

Dscn2178_800s「北のOLD American」のけむりプロの写真は、期待に違わない感動的なもので、未発表と思われる写真も多く、素晴らしく、私にとって待ちに待った「鉄道賛歌Ⅱ」です。軽妙な文章と相まって、読めば読むほど味が出てくる本となるでしょう。また、随所に地図・配線図が挿入されていて、写真と対比することにより、タイムトリップが出来る趣向です(?)。巻末のクレジットによると、「地図作成:片岡俊夫」と記されていますので、氏の労作と思われます。永年の研究成果も生かされていることでしょう。北海道の鉄道史と、そこで活躍した米国製の機関車を貴重なメーカー写真を交えて解説してあり、体験しえなかった古典機の世界を味わえることでしょう。管理人が計画中の、レイアウト「上幌延炭礦鉄道」の参考資料になり、保存用と閲覧用の2冊必要と思えるほどの内容です。特に「三坑」「藤田炭鉱」の項は、目から鱗で、納得のいかなかった部分が分かった気がして、計画の見直しをするため、何度も見返しています。

けむりプロの活動・著作を理解するには「けむりすと用語集」を、参照して置かれると良いかと思います。この用語集は、Webサイト「MILKY WAY WORKSHOP」に有り、けむりプロを師と仰ぐ方の運営なので、サイト全体が参考になること請け合いです。

16d00020_800sこれらの元祖とも云える「鉄道賛歌」も復刊ドットコムで、先だって復刻版が発行されて、各所で話題になっています。直接購入すると、付録付きで買えるので、注文してみました。この付録だけでも購入の価値有りです。A4~A4横  開きサイズ数枚の、写真やイラストが付いています。イラストは・・・南軽の有名なシーンです。残数に限りが有るとのことで、早い者勝ちの様子ですので、お早めに! もしお持ちで無い方は、これらの書籍をまとめて入手出来る、又とないチャンスです。

2016/11/24追記
kondouraな時間 salvageで、編集談が報告されていましたので紹介しておきます。復刻版と底本の違いが報告されていて興味深いです。

|

« 京都写真家協会展 | トップページ | 大夕張のセキ1、セキ1000 »

コメント

所要で大阪市内でブラブラして帰り際難波の旭屋にて3冊ゲット(^^)v。鉄道賛歌復刻版があるとは想定していなかったため、非常に驚きました。読むのが楽しみです。
/miyaji......

投稿: PKP | 2016.11.13 18:35

PKPさん
関西で店頭販売している、数少ないお店です。3冊セットで確保できたのはラッキーですね。しばらく、夜更かしをすることでしょう!

投稿: 廣瀬 | 2016.11.13 18:41

こんにちわ。いつも楽しく拝見しています。
北のOld Americanをご紹介頂いており喜んでいます。
実は私も些かお手伝いさせていただいてます。歴史面で解明されていない部分の公文書も追ったのですが、当然ながら関係者も既に亡くなられていますから解明し切れず、遠い記憶として眠ってしまっていたのは残念でした。
でも良きスタッフの方々の手腕と愛情で多くの情景は再現されていて嬉しいかぎりです。
一方で横浜の大学付属図書館へ寄贈を申し出たところ「受けられません。取敢えず受入れ審査だけはしてあげますが」と言われたのにはショックで落ち込んでいます。開架閲覧用と保存閉架用を購入している図書館も有るのですから。
でも皆さんが大切にして下さってる限り、芦別等は永遠に歴史の1ページとして刻まれていくのは確かですから、お礼申し上げます。

投稿: C62重連北斗星 | 2017.03.01 17:56

C62重連北斗星さん コメント有り難うございます。
歴史的な研究は、古いこと故、難しいのでしょうね。
機関車史研究会の著作ぐらいしか公刊されているものは有りませんしね。今後の進展も期待します。

> 手腕と愛情で・・・
そうですね、技術的な事だけで無く「愛情」が込められているから、このような写真集が出来るのですね。スタッフの皆様の、ご努力には感服すると同時に感謝しています。

大学図書館では、このような本の収蔵は難しいのでしょうかね。美術系の大学なら良いのかな?
でも、価値の分かる、図書館は2冊購入なのですね!
自分用には、閲覧用と保存用の2冊を持っています。


投稿: 廣瀬 | 2017.03.02 01:30

ありがとうございます。
このシリーズ、図書分類では第5門(技術)になります。センスの有る司書の方だと美術分類にも登録するでしょうね。歴史でもヒットするように登録する司書の方もいらっしゃるようです。司書は知識とセンスが命ですから。
わたくしも政令指定都市の図書館勤務をした事が有り、鉄道図書は内容により5門以外にも登録しました。
通常の図書館は寄贈は扱いの判断を一任して頂く旨をお伝えして全て受け入れます。有害図書は論外ですが、全ては担当司書や選定委員会が判断します。予算内で少しでも多くの良書を収蔵するのが図書館の使命の一つですから、寄贈は大変助かるのでご厚意を無にする事はありません。
すでに絶版状態のダージリンは半数近くが海外送本と聞いています。資料的価値も認めていただいているのかなと勝手に解釈しています。

投稿: C62重連北斗星 | 2017.03.03 14:16

大夕張の3ページは真谷地よりも扱いが少ない。せめて5ページは必要でしょう。

投稿: ooyubari9201 | 2017.04.17 23:38

ooyubari9201さん
確かに少ないです・・・ 「けむりプロ」の大夕張をもっと見てみたいですね。きっと、ネタはお持ちだったと思うので、期待したいです。
ところで、シート外しの日程が決まったようですね。私も行きたいです~事情が許しませんが。。。

投稿: 廣瀬 | 2017.04.18 01:52

お世話になっております。
皆様のご意見、ありがとうございます。
すでに次の編集が走り出しておりますのでご期待下さい。
さてこのシリーズ、基隆・Perus・Darjeeling・貝島炭礦・北のOldAmericanは国立国会図書館には収蔵されていますが、他に札幌市中央図書館にも揃いました。
国内でシリーズ全巻が揃っているのは2館だけです。
図書館は相互に貸借できますから、お近くの公立図書館に申し込むと回送してもらい閲覧できます。
ただ、マナーだけは守って下さるようお願いいたします。
札幌市中央図書館だけで年間二千冊も盗まれるのだそうです。

投稿: C62重連北斗星 | 2017.06.17 11:20

次の企画が進んでいるとのこと、楽しみですね~
テーマは何でしょうね。
しかし、公立図書館でも揃っているところが、実質1館のみと云うのは、寂しいですね。「本」は、文化の象徴、文化そのものとも云えるぐらいなので、各都道府県毎に揃えて欲しいぐらいですが、厳しいのでしょうね。ネットで全てが揃う日が来るのかもしれませんが、「情報はタダ」と思っている人が少なくない現状から考えると、肝心な情報はネットには出てこない状況は変わらないでしょうね。蔵書が「貴重な文化資産」と思えば、簡単に盗む気にはならないはずなのですが・・・

投稿: 廣瀬 | 2017.06.18 02:02

テーマについては公式発表をお待ち下さい。
南軽出版局のHPに注目していただけると良いかと思います。
ヒントをひとつ、模型ファンにも喜ばれるテーマです。私も合間を見てハンダ付けに勤しんでいます。
シリーズは貴重な映像と歴史が埋もれないように書籍化して保存しようとクリエーター有志が集い製作しているもので、商業目的の出版とは異なります。皆様が保存館でもあるのです。
一冊々が映像クオリティを維持するための特殊印刷で仕上げられていますから、可愛がってあげて下さい。

投稿: C62重連北斗星 | 2017.06.18 08:52

皆様お元気でお過ごしでしょうか。
お待たせしました、北のOldAmericanに続くシリーズ本年分の「阿里山森林鉄道」が間もなく発売となります。
従来発表は多かったものの纏められたものは多くはありませんでした。今回歴史についても公的資料等で検証するなど、鉄道の域を越えた資料としても活用いただけると思います。ぜひシェイの息吹きを存分にご堪能下さい。

以前、札幌市中央図書館にシリーズが揃いましたとご案内しましたが、残念ながら収蔵はされませんでした。絶版分も手配してお渡ししたのですが、おそらくシュレッダー車に放り込まれたものと思われます。価値観は人それぞれですから、他の図書館を御利用下さい。

投稿: C62重連北斗星 | 2017.09.24 13:17

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 京都写真家協会展 | トップページ | 大夕張のセキ1、セキ1000 »