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2013.11.04

秋の古本まつり(C.S..Small氏の話題)

今年も京都の知恩寺で行われた古本まつりに行ってきました。
運転会報告などをサボりながらの報告です。
1_dscn6013_800sワクワクしながら、門をくぐります。京都古書研究会のイベントは、5月のみやこめっせ、8月の下鴨、そして11月の知恩寺の年3回開催されます。出展するお店も異なりますし、屋内向け陳列と、屋外向け陳列で出展する本も買えている場合も少なく無く、本好きには、毎回楽しめるのです。

さーて、一巡すると、初めて出会う本が有りました!
2_dscn6064_800s有名なC.S..Small氏の「Rails to the Rising Sun」です。サブタイトルは日本語で「私鉄物語」と記されている粋な本です。現物は、初めて見ました。
もちろん、即購入です。これで、軽便祭にも鉄模連ショウにも行けなかったのもチャラに出来るというものです(意味不明) 1965年9月初版のこの本は、当時の私鉄を網羅している訳では無いのですが、小名浜臨港、東野を初めてとして、情景写真、列車写真が掲載されていて、貴重な存在です。それぞれの写真に、撮影日などのキャプションが無いのが残念です。つたない英語力で読む限り、1956~1962年の撮影らしいです。

3_dscn6066_800s「北海道」も1章が充てられていて、15ページが割かれています。最後の古典機が活躍していた時期の情景写真は、本当に貴重です。レイアウトの参考になる事でしょう。ゆっくりと、解説文を読んでいきたいところです。
他にも、4_dscn6032_800s_3出物は一杯有ったのですがこの後、正倉院展に行くので、余り重たいものは買えません。未購入の雑誌を数冊見繕って、会場を後にすることとしました。


2013/11/5追記
C.S..Small氏の日本で一番有名なのは、機芸出版社の「夕陽に映える鉄道」なのはご存じのとおりですが、他にも色々有るようです・・・ どれだけ有るのか知りませんが、拙宅の書棚には、この3冊があります。

1_dscn6068_800s2_dscn6069_800s_33_dscn6070_800s_2いずれも、写真は元より、地図や配線図が掲載されていて、レイアウトを作りたい人には、うれしい内容です。発行は、それほど古いわけでは無く、中央が1985年、右が1990年です。夕陽に、の英語版発行が1971年なので、こちらの方が古い本です。とはいえ、ブラジルに初めて行ったのは1943年と記されているように、永年の研究の成果のようです。

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コメント

こんばんは。

C.S.Small氏の「Rails to the Risung Sun」は、私も話には聞いた事がありましたが、現物を見た事はいまだにありません(驚)。
表紙は「如何にもジャパン」なのが今見ると笑ってしまいますけれど、とても貴重な1冊ですね。
おめでとうございます。happy01

ご紹介の中身は釧路臨港と雄別でしょうか?興味深いですねぇ~。

投稿: みのる | 2013.11.05 01:29

みのるさん
釧路臨港と藤田炭礦です。他にも、釧路埠頭、美唄、定山渓・・・ それぞれは1カットですが、穴が空くほど眺めたくなる1枚ばかりです。

C.S.Small氏の著書はお気に入りで、他にも所蔵しています。本文に追記しておきました。

投稿: 管理人 | 2013.11.05 02:12

> 「Rails to the Risung Sun」

Rising,ですね。
ちなみにアチラの古書サイトで検索してみたら,30ドル代から出てますが,概ね50ドル代。「夕日に映える~setting sun」は100ドル以上,著者のサイン入りのだと250ドルもします。

Smallさんの本はほんとに数が多く,パナマ運河建設時の写真集とか,台湾の人力運炭軌道とか,大戦時にアメリカがびびって西海岸に配置した高射砲貨車とか,コレヒドール物とか,ヴァラエティに富んでますがマイナーな対象ばかり,と云うのがSmallさんらしいところです。
日本に住んでらした頃に鉄道模型社に入り浸っていたと云うのは有名な話ですね。奥様は日本の方です。

ブラジルの蒸気機関車のは5冊のシリーズで,お持ちのが第一巻ですね。ナローばかりでなくスタンダードゲージのもあります。

投稿: Tad | 2013.11.09 13:11

Tadさん
スペル間違い、ご指摘有り難うございます。
早速、訂正致しました。
奥様が日本の方なのですね、ハンパな親日家では有りませんね。この私鉄物語は、そのような背景から出版されたのでしょうか?

ブラジルの本は5分冊なのですね・・・
他のも欲しくなります(笑)

ブラジルの本などは、大阪・豊中の模型店で入手したものです。関西では、洋書を手にとって選べるお店が少ないので、ハードルが高いです。あちらの古書サイトには手を出していませんが、興味ある本が色々出てきそうで、興味あります。どこが良いのでしょうか? 手を出すとヤバイか???

投稿: 管理人 | 2013.11.10 00:27

石油会社にお勤めの関係で日本に住んでらしたそうですが,決して日本語は話さなかったとも聞いてます。
この本を上梓した背景は存じませんが,“Far Wheels”って云う本(1~3まで出たと記憶してます)のどれかは日本の軽便の写真集でした。

古書サイトは
http://www.bookfinder.com/
です。その著者名欄に Small, Charles と入れてsearchボタンを押すと本がズラリと出てきます。
書名をクリックして出たページでは値段順にその本を持っている古書店が並んでいるので,価格のところをクリックすると詳細が判る仕掛けです。
何か1冊だけ買うならそこからオンラインのショップにいって手続きすればいいのですが,何冊か買いたい時には,同じ店で扱っていないとそれぞれ送料がかかってしまうので注意が必要です。

雑誌(実物も模型もあります)も含めて古書を扱っているRailpubってところ(↓)で検索してお望みの本が見つかれば,ここに頼むのがいいかも知れません。対応はよく,最近は買っていませんがお薦めの店です。
http://railpub.com/
日本じゃ聞いたこともないようなマイナー系雑誌のバックナンバーの品揃えもすごく,古書だけでなく新刊も(全部ではないですが)扱っています。ただしお値段はアメリカの鉄道古書の標準価格なので,上の「bookfinder.com」の方が安いものがあることもあります。

ウチの書棚3つに入れてある洋書の半分以上はこうして買い込んだ古書ですが,手に入れた本に書いてあった参考資料が欲しくなってまた頼み,その本で別の本を知り…と云う泥沼にはまらないよう注意するのが大変です。

ただ,現物を手にとってと云うわけにはいかないのがお嫌であれば,無理にはお薦めいたしません。

投稿: Tad | 2013.11.10 02:36

Tadさん
有り難うございます。
早速、のぞいてみました。
これは・・・ 禁断の実ですね。
本棚が3本必要なのが分かります。

“Far Wheels”も、見てみたいです~♪

> 手に入れた本に書いてあった参考資料が欲しくなってまた
その泥沼が、堪らないですよね。
うちの書棚にも、そんな芋づるが、一杯です。

現物を見ないと、英文の場合「文章ばっかり」の時にちょっと、寂しい結果(当方は英語が不自由!)になりますが、Small氏の著書なら間違いないですよね、きっと。

予算もさることながら、収納場所との戦いが有るので、やり過ぎないようにします!

投稿: 管理人 | 2013.11.10 03:14

Smallさんの本は「写真+キャプション」のが多く,もしかした文章量の一番多いのは「夕日に映える~」かも知れません。彼の文章は,雑誌などの平易な言い回しと違ってちょっと難しいところがあるのが特徴のようです。

洋書屋や模型店で聞く話では,国内では文章ばかりの洋書はまるで売れず,写真と図面がいっぱい出てるのが売れるそうです。判らなくはないですが,書いてある内容には見逃せないのが結構あるんですけどね。

投稿: Tad | 2013.11.10 13:10

やはり「写真と図面がいっぱい」の本を好むのは、私だけでは無いのですね。こんな事なら、学生時代にちゃんと英語を勉強しておけば良かったと思う次第です。

英語は、学校で学んだより、海外雑誌を読んだり(眺めて)、海外に鉄チャン旅行をするために習得した方が多いような。。。 まあ、これは日本語も似たようなもので、小学生の頃からTMSを購読していたので、それで習得したと言う説も・・・

「夕日に映える~」は、日本語版が有るので助かります。「Rising」の方も案外、文章が多いですが、これは読まなくても分かるので、良いですが「ブラジル・・・」なんかは、読めるに越したことは無いです。

投稿: 管理人 | 2013.11.11 02:08

こんにちは。
Small氏が話題になっていたので、来ました。
晩年は奥様とハワイにお住まいで1989年にご自宅を訪ねたことがあります。
奥様は日本語でSmall氏は英語で応対されていて、日本の思い出話を伺いました。
かつてTMSで発表されたLGBサイズの蒸気機関車も健在でしたが、棚に飾ってありました。
ご参考までに。

投稿: E.NUKINA | 2013.11.11 23:44

E.NUKINAさん
お会いになられたのですか!
うらやましいです。
やはり、日本語は話されなかったのですね。。。

今回は、Small氏の事を色々と教えて貰えて、ブログの有り難みを感じる日々です。欲しい本が増えてしまいましたが!

投稿: 管理人 | 2013.11.12 01:20

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