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2011.07.09

小寺康正氏写真集「蒸気機関車の視角 タンク機関車」

小寺康正氏の写真集「蒸気機関車の視角 タンク機関車 上巻」を手に入れました。
大型の写真集で、普通の書店では店頭に並ぶところは少ないかと思いますので紹介します。

 企画・編集:日本文化リサーチ有限会社
 発売:株式会社エリエイ プレスアイゼンバーン
 定価:18,900円(本体18,000円)25.5×33cm 252ページ モノクロ

__11d07019_3C11戦時型ドームの考察
他にも上から撮った写真も多数有り、目から鱗です。
北海道タイプも有ります!

 
__11d07021B6のバランスウェイトの形態に関する考察
主動輪のウェイトの厚み、スポーク部分の形状など目から鱗です。
2100形、2120形、2400形を掲載
 

__11d07020追加改造された砂箱に関する考察
日鉄を起源とする説を提示されています。

見本写真のブログ掲載に当たって編集者の許可を得ています。転載厳禁です

言うまでも有りませんが、あの「国鉄蒸気機関車の角度」の小寺さんが撮り溜めた蒸機の資料写真集です。エリエイのサイトで「タンク機関車がこれほど詳細に紹介された資料はかつてありません」とされていますが、誇大では無いと思います。梅小路でのC11の分解時の写真など、得難い写真も満載です。
制式機であるC10、C11は元より、古典機の範疇の10形、870形、1070形、1275形、1400形、2100形、2120形、2400形が上巻の内容です。

写真が素晴らしいのは、もちろんですが、日本文化リサーチ社によるキャプションが良いです。実物の機関車研究家も及ばない、形態に関する分析が見られます。

ちょうど、珊瑚模型からC11が発売されましたので、これから製作される方は、これを見ずに作ると後悔する事、必定です(笑) 私も、以前作った時に悩んだ部分が鮮明な写真で載っているので「作る前に見たかった」と思う次第です。

C12、美唄4110、貝島のアルコ・コッペルなどは、下巻だそうです。
これも待ち遠しいです。

詳細は、エリエイのサイトを参照ください。
etrain.jpトップページ
http://www.etrain.jp/index2.html

書籍ページ
http://www.etrain.jp/book/book.cgi

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コメント

管理人さんのおすすめもあり、清水の舞台から足を滑らせそうになるくらいの覚悟で購入してきました。
今回の写真集は、「蒸気機関車の角度」とは違って、細部写真のみではなく走行写真や駅構内で停車中の情景写真も収められているのがよいですね。
またボリュームの割にはかなり高価ですが、さすが松謙さんがプロデュースされただけあって 印刷が綺麗で足回りの細部もつぶれておらず鮮明なのには感動しました。

ところで約240頁のうち、C10とC11が半分で残りがいわゆる古典機というのは絶妙なバランスですね。タンク機関車は下巻が出るようですが、小寺さんは8100や9200などの写真をたくさん撮られているはずなので是非テンダー機関車も非制式機編がでることを期待しています。

投稿: ゆうえん・こうじ | 2011.08.11 15:52

ゆうえんさん
入手されましたか!
確かに単価は高いですが、模型蒸機製作を志す者にとっては価値ある一冊だと思います。きっと、足は滑らないと思います! 鮮明な写真・印刷は、写真選び・色校正に相当力が入っていることを伺わせますね。

8100は・・・ 状況から見て、予定に入っていると推定されます。なにはともあれ、上巻が売れなくっちゃね。

投稿: 管理人 | 2011.08.11 20:02

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